革新的な治療技術

半身の先天的な弱さ

半身の弱さは、健康、運動能力に深刻な悪影響を及ぼします。
この技術を、世界で大勢の人が待っています。もしも治療を受けなければ、一生、そのハンデから抜け出せないのです。
人類の7割が抱える問題ですが、世界に解決方法はありませんでした。少数の治療家・セラピストがその問題に気付いていたものの、原因は不明。対症療法でしか対応できず、その効果は直ぐに切れてしまっていました。

一義流気功は、その原因を解明。治療法を確立しました。一度の治療で、完全な形で解決が可能です。よほど特別な事情がなければ、もう二度と、再発はありません。 

何故、半身が弱いのか?

生まれつきとは言っても、遺伝子の問題ではありません。妊娠中に、アクシデントが起こったせいでもありません。
原因は肉体ではなく、精神体にあります。精神体は、精神の実体を意味しています。「これが自分である」と自覚している意識そのものが、精神体です。潜在意識を含めて精神体はあるので、その全貌は自覚できません。肉体が母親の中で受精卵として誕生する以前から、精神体は存在しています。
肉体から精神が生まれるのではなく、肉体を動かす担当として精神体が付く形で、人格を持った人間となります。人の心とは、肉体の反射的な欲求と精神体の精神が合わさったものです。
精神体は、身体を見ながら運営しています。ところが多くの精神体は問題を抱えており、半身があまりクリアに見えていません。ボヤけてしまっています。その度合が悪ければ悪いほど、生命力が低くなります。
実に人類の7割の人がこの問題を抱えており、その中の圧倒的な多数が左半身側です。

半身の弱さがもたらす健康被害

弱い・強いの境界は、正中線できれいに分れます。脳、内臓、筋肉など、その弱い側にあるもの全ての生命力が落ちます。
例えば左半身の人ですと、胃、心臓、脾臓、脾臓、左肺、左腎臓、大腸・小腸の左側、などにトラブルが起こりやすくなります。身体が不健康な状態に追い込まれた時、あるいは加齢によって弱った時、弱点である左半身のどこかで異常が発生します。腰に負担をかけていれば、腰痛。膝に負担をかけていれば膝痛。胃に負担をかけていたら、胃の病気。あるいは体質的に弱い場所がやられます。
弱点である左半身の中でどこがやられるかは、負担のかけ方と体質によって変わってきます。
どんなに健康に気を付けていても、様々な病気や症状に悩まされ続ける。治療法も色々と試したけれど、何をやっても駄目。という人の根本原因に、この半身の弱さがあるケースが多いです。
問題が解決されると、弱い肉体を強く作り直そうとします。その課程で、左半身に生じていた問題も、改善されていきます。

半身の弱さがもたらす運動能力の低下

運動能力においては、半身すべての筋肉が弱くなり(鍛えても、筋肉の付きが悪くなります)、身体感覚も鈍ります。弱い側に体重を乗せる、または軸にした動きが苦手になります。精密さにも欠けます。
例えば右利きのテニスの場合には、左半身が弱い場合、フォアハンドストロークが苦手になります。これは左足に体重を乗せて、そこを軸にして回転運動を行うためです。筋力の弱さと感覚の鈍さで、動きの質が下がってしまいます。バックハンドは、その逆です。強くよく利く右半身がメインになるため、慣れれば、こちらの方が上手くなります。
同じ理由で、野球のバッティング、ゴルフも上達しません。陸上のスプリント競技では、左足の蹴りが弱くなってスピードが落ちます。サッカーでは、右足のキックは軸が安定しない分だけ弱く不正確になります。左足のキックは、蹴り足の弱さで力なく、繊細なコントロールがつきません。
スポーツの中で、半身だけを使うものはありません。どのスポーツや競技でも、半身の弱さは上達のハンデになります。そしてその差は、決して自力では埋められません。身体の強さがあっても、優れた運動神経やセンスを持っていても、半身の弱さがハンデとなって上達できない人が大勢います。例えば日本ハムの斉藤祐樹投手は、極端に左半身が弱くなっています。そのせいで、伸びシロが著しく下げられています。ピッチングフォームを見れば、左半身の弱さが見て取れます。
この問題が解決されると、まずその場で、筋力と動きの繊細さが変わります。また使っている内に、筋肉も付いてきます。それに連れて、上達の伸びシロが向上します。そこを埋めれば、更に強く上手くなれます。 

美容と半身の弱さ

顔も筋肉ですから、影響を受けざるを得ません。弱い側の顔は、筋肉がたるんで落ちます。張りがなく、シワも深くなる傾向があります。疲れた、老けた印象になります。エステや化粧品で、この問題をカバーしきるのは不可能です。
明らかに左右で差があるケースでも、意外に、自覚のない人が多いです。毎日、鏡を見ているのに、気付いていません。何故でしょうか? 人は目の前の世界を、そのままは認識していません。予想と想像を加えているために、それとズレたものは、認識を誤るのです。一般的に、顔には、左右対称であるという先入観があります。
気付かせるのは簡単です。良い側の顔だけを鏡で見てもらって、悪い側と入れ替えます。すると左右対称補正が利かないため、違いに気付きます。主に目の開き方、頬の張り、ホウレイ線の深さに差が出ます。
解決された後は、運動能力と同じようなものです。表情を動かしたり、喋ったりする内に筋肉が鍛えられ、顔に張りが出てリフトアップされてきます。顔面の筋トレを行うと、その速度を上げられるかもしれません。

殆どの人は無自覚

この問題を抱える殆どの人に、自覚はありません。いくつか理由はありますが、その中でも大きなものは感覚的なものです。生まれつきなので、身体の動きに違和感がないのです。弱い半身は、弱いなりの動かし方のコツがあります。それを幼少の頃から無意識に体得しているので、外見上はほぼ遜色なく動かせるのが普通です。けれども精密に筋力や動きの質を見ると、弱い側は劣っています。
強い方の半身が10だとして、弱い方が7、三割落ちくらいから自覚が出てくる傾向があります。但しその理由を、多くの人は半身の弱さとは解釈しません。左手や左足の鈍さは、利き手・利き足じゃないから当たり前。健康に問題が生じたのは、食べ物や運動不足といった日常生活に原因がある。といった具合に、辻褄が合う理由があると、それが理由だと疑いなしに決めつけてしまいます。但し、さすがに10;5よりも悪ければ、弱い側のおかしさに気付いているケースが多くなります。